社長インタビュー

小野社長インタビュー

Q1 社長がパン屋さんを始めようと思いたったきっかけは?

私が美味しいパンを食べたいから。そして、美味しいパンを食べてもらいたいから。美味しいパンを食べれば笑顔になり、喜びが溢れます。そんな気持ちをパンと一緒に皆さんに味わっていただきたいからです。

Q2 八ヶ岳南麓のこの場所に店舗を構えようと考えたのはなぜですか?

八ヶ岳南麓は小麦の産地です。さらに、南に富士山、北に八ヶ岳、西に南アルプス連峰、そして東には秩父連山と山々に囲まれる韮崎市の中でも、国道(141号)沿いのこの場所が一番、これらの山々がきれいに見渡せる場所だったからです。

Q3 コーナーポケットさんのパンの特徴、こだわりを教えてください。

パン酵母は、人間と同じで呼吸をして熟成していきます。その中で欠かせないのは「水」と「空気」だと私は考えています。自然豊かな環境の中、美味しい水と空気をふんだんに吸って作られたパンは洗練されて上質な味を感じさせます。見えない素材ですが、実は一番重要なのです。
コーナーポケットの職人達は、この品質を守り、またさらによいものを作ろうと地道に、真面目に努力を重ねてきました。韮崎市は春夏秋冬がわりとはっきりしていて、気温・湿度・風の強弱が変わりやすくパン作りには厳しい環境ではありますが、だからこそ知恵と技術を使うことで美味しいパンが出来上がります。
そんな自然環境と人間の力、どちらも当社のパンに欠かせない要素です。この「こだわり」がコーナーポケットの歴史を生んでいます。

Q4 いま、人気の高い商品はどれですか?

25年以上愛されている「八ヶ岳のメープルパン」はもちろん、最近では山梨県産小麦と富士山酵母を使用した山型食パンやクロワッサンも人気をいただいています。

Q5 新開発されたラスクなどの商品もあると伺いましたが?

「甲州信玄ラスク」ですね。この商品は、皆さんご存知の「信玄餅」のような山梨銘菓をパン屋で作れないか?という思いから開発が始まりました。形態としてはラスクが一番好ましいと考え、県産小麦を使いながら地道に改良を重ね、2017年8月11日にやっと、黒みつときな粉を使ったラスクとして商品化することができました。構想から約3年、だいぶかかりましたが、その分満足の行く出来に仕上がっています。

Q6 お客様にむけて一言お願いいたします。

私共のモットーは「お客様に喜んでいただける商品・サービスの提供」です。お客様が喜んで下されば、それがコーナーポケットの喜びになります。地道にコツコツとパンを通じて皆様に「喜び」をお届けしてまいります。
もう一つ、当社の代表商品「八ヶ岳ブレッド」という名前には、「山梨、そして八ヶ岳南麓のこの地がいかに自然に恵まれているかを知ってほしい、そしてそんな雄大な自然に接して欲しい」という、招待状としての思いが込められています。ぜひ一度山梨へ遊びに来てください。